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農園飲食メニュー
【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)では、令和7年度から「農園もんじゃ」をメインメニューとして、いわゆる鉄板焼き、お好み焼き屋さんをオープンすることになりました。
農園で栽培、収穫されたばかりの有機栽培キャベツを使い、東京・浅草生まれの農園管理人が、改めてレシピを完成させて。昔懐かしい「よこた系もんじゃ」を再現した逸品に仕上がりました。
「よこた系もんじゃ?」・・・をご存じない方々には、まずはその違いを理解していただくためにも、若干の説明が必要だと思いますので、以下詳しくご紹介いたします。

東京下町のもんじゃ焼きは3種類存在する?
冒頭に書いたとおり、【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)の農園管理人は東京・浅草出身者で、子どものころから近隣には多くのお好み焼き屋さんが営業しており、そんな下町で60歳を超えるまで長く暮らしていました。
一般的に「お好み焼き」と言われると、広島お好み焼きに代表されるような、具材のたくさん乗った焼きそば入り、タマゴ1個乗せで、オタフクソースとマヨネーズのかかった「いかにも美味しそう!」と感じるものを想像されるはずですが、戦後10年程度しか経過していない昭和30年代から40年後半くらいまでは、そんな豪華な具材など多く入っているはずもなく、のちに「五目お好み焼き」「五目もんじゃ」と言われているものは、一部の高級店が提供する高価な代物でした。
ここまでの歴史の中にあったのが、製氷業のかたわら冬の季節になって氷の需要が少なくなってからのお好み焼き(もんじゃ焼き)屋さんであり、これを地元の人々は「岡徳系」と呼び、当時たった1件の駄菓子屋さんのおばあさんが経営していたお店を「よこた系」(正確には「よこたもんじゃ」です)として区別していました。
では、3種類目とは?・・・、そう「月島系もんじゃ」になりますが、時代はずいぶんあとになった昭和50年代以降のことで、キャベツで土手を作って流し込むという「しきたり」を創作したのが「月島系もんじゃ」ということになります。
「よこた系もんじゃ」と「岡徳系もんじゃ」の違い
その「系統の違い」の前に、前述した製氷業者がなぜお好み焼き屋さんを兼業していたのか?について説明しましょう。
昭和40年代半ば(1970年)くらいまで、今の人たちは理解が難しいのかも知れませんが、わが国で冷蔵庫と言えば電源コードのない自然循環式の木製冷蔵庫の最上段に「氷のかたまり」を入れただけの代物でした。氷を乗せたトラックが町中を多く走っており、その販売単位は「一貫目=3.75㎏」で、その一貫目の氷を複数個格納できる大きさに、当時の電気を使わない冷蔵庫が標準になっていました。
そんな氷を作っていたのが製氷業者であり、今もわずかながら歓楽街、居酒屋さん、バーが立ち並ぶエリアには存在しますが、現在その用途の大半は「かき氷用」ではなく、ロックアイス用として販売されているに過ぎません。

対する「よこた系もんじゃ」とは、東京都墨田区東駒形にあった駄菓子屋さんを経営していた小さなおばあさんが、狭い店先に2台の焼き台で営業しており、農園管理人も営業開始した当時のことは詳しく知りませんが、それでも当時は、そのよこた系もんじゃとして成立して、そう呼ばれるようになってから10年は経過していなかったはずです。
なぜ「よこた?」系なのか・・・、農園管理人の記憶の限りでは、駄菓子屋さんのあった路地入口もしくは路地奥に、ひらがなで「よこた」という袖看板があって、地域の子どもたちが勝手に「よこたもんじゃ」と呼んだことがはじまりで、駄菓子屋さん自体も知らずのうちに「よこた」になってしまったと思っています。
路地入口にはパン屋さんがあって、もしかするとそのパン屋さん(大家さん)の屋号だったのかも知れませんが、この駄菓子屋さんのすぐ脇にある通りは「地蔵通り」(墨田区本所2丁目)と言われ、「4の付く日」には縁日が立っていました。(縁日は今もあるはずです)
要するに「岡徳系」とは、墨田区周辺エリアの製氷業組合の名前であり、近隣にはそんな岡徳系のお好み焼き、もんじゃ焼き屋さんが点在しており、今はもしかすると墨田区本所2丁目に存在するお店しかなくなってしまったのかも知れませんが、「岡徳系」はかつてたくさんが存在していたということになります。
「よこた系」は、農園管理人の知る限り「駄菓子屋系」ともいえる唯一の存在で、その出自や歴史を知る者はかなりの高齢者になっており、もちろん「よこたもんじゃ」には、正当な親族が経営しているお店も残っており(本所消防署の裏手)、本物を食べることのできるお店は、実際にはそこにしかないということでもあります。
「美味しかった!」という記憶をたどりながら
【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)では、野菜狩り・野菜収穫体験サービス、貸し農園(レンタル農園)を経営するかたわらで、収穫してもらった獲りたて新鮮野菜を、その場で食べてもらえないかと模索しており、そんな思いの行きついた先が「農園もんじゃ」であり、野菜のせいろ蒸し、野菜の鉄板焼きでした。
特に「農園もんじゃ」は、農園管理人自身の「思い出のかたまり」であり、そのときの味を思い出しながら、約3か月かけて納得できる味覚、昔懐かしい味を再現することに注力しながら、関係者や近隣エリアの知人に試食を重ねてもらい手伝ってもらいました。

実は、その試食に招いた人の中に「昔よこたもんじゃを食べたことがある」という知人がいて、結果として、農園管理人以外の唯一の「生き証人」がいてくれたおかげで、客観的な味覚の再現が可能になったという経緯もありました。
「もんじゃ焼きはたいして美味しいも食べ物ではない」と思っている方、ぜひ当農園で提供する農園もんじゃを食べてみてください!
直売所内の飲食店では、お好み焼きテーブルを用意しており、最大10名以上のグループ予約も受け付けており、ご要望があれば屋外で、キンキンに冷えたビールを飲んでいただくことも可能です。(ノンアル、ソフトドリンクもあります)
当面は、人手不足のために「完全予約制」とさせていただきますが、肉類、魚介類を含めて鉄板焼きメニューとして提供することもできますので、あらかじめご相談いただければ幸いです。
※伊勢海老もんじゃ、作ってみたいです。
農園もんじゃメニューは「2名以上」のご予約に限らせていただいていますが、野菜のせいろ蒸しなど、カセットコンロで提供する鉄板焼きには「おひとり様」でも対応しますので、ぜひ農園もんじゃの試食をかねて遊びに来てください。
みなさまのご来園をお待ちしています!(もんじゃだけの予約もOKです)
電話によるお問い合わせは、080-2377-5145(農園管理人:岡本直通)までお願いします。
- 電話連絡先
- 080-2377-5145(管理人直通)












