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「横着癖」が農業を通じて治せることを知っていますか?

【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)には、野菜狩り・農業体験サービスのお客様だけでなく、レンタル農園、農機具を借りるために農園見学に訪れる方々が多くいらっしゃいます。

もちろん、日時のお約束をしてお会いするのですが、みなさまそれぞれの「農業に対する期待」のようなものを持っており、自分で栽培した新鮮野菜が食べたいからと言うだけでなく、話しを聞いていて感じることは、自身の内面にある「横着癖」を取り払いたいという思いを持っている方がとても多いという事実です。

農園管理人の岡本は、かつて首都圏における公的施設の「未成年ケースワーカー」(現在の仮定ソーシャルワーカー)を経験したことがあり、児童心理学、犯罪心理学も履修しており、そんな当時の履歴、経験則から得た知見を多く持っているつもりです。

自分が「横着である」という姓癖を持つことを公言する人は少ないはずですが、実は一連の農作業(種まきから収穫まで)を一度でも経験すると、自分自身でも夢まぼろしのごとく、そんな「横着癖」は雲散霧消してしまいます。

手抜きの通用しない野菜栽培

昨今の異常気象で、これまで何十年もの間続いてきた「慣習農法」が通用せず、降雨のない期間も長くなる傾向となっていて、これまで一般的に露地栽培は、自然降雨に任せた水やりだったものが、日照り続きの昨今では、人為的な水やりが必要になってしまいました。

水やりをしている様子のイメージ写真です

太古の昔から「凶作年」という、自然環境が生んだ異常気象や天変地異のよってもたらされることもありましたが、現代そんな凶作は恒常化しており、人手による水やりのための水道料金+電気代まで負担せざるを得なくなっています。

あなたは、そんな立ち枯れしそうな野菜たちを見て、そのまま水やりをせずに見殺しにできますか?

種まき直後から発芽するまで

露地栽培、ハウス栽培にかかわらず、播種(種まき)の直後は、毎日というより朝晩の2回(夏季)を必要とします。

路地に直播きしたダイコンの種などは、降雨があれば水やりの必要はなくなりますが、ほとんどの野菜苗は農業ハウスで、箱まき~ポッド移植を経て、その後初めて露地に定植されますが、夏の季節のハウス内温度は「40℃超え」にもなり、1日2回の水やりを行わないと、たった1度だけの手抜きで苗は枯れてしまいます。

農業ハウスのイメージ写真です

あなたは、そんな容易に推測できる「立ち枯れ」の様子よりも、楽しいお友達との約束を優先しますか?

追肥作業と日々の丁寧な野菜観察

昔から「足音を聞かせて育てよ」と言われる野菜栽培ですが、畑土壌の保湿状態だけでなく、病害や生育不良については、あっという間に発生して、数日も経たないうちに細菌類などの病害は一気に広がるものです。

【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)では、基本的に春の一時期(青虫の食害)以外に農薬類を使用することはありませんが、そんな季節性の感染病(カビ菌など)に感染させないためには、日常的に野菜たちを見守り、早い段階での対策が必要です。

日々のそんな野菜たちとの対話を続けていると、知らずのうちに野菜たちとの双方向の会話ができるようになり、葉色や茎の太さ、丈高などをひとつひとつ丁寧に観察する心が育まれます。

横着な心持ちでは、決して健康でおいしい野菜は生育しないことがわかってくると、自然に横着癖はなくなっていくものなのです。

短期間の農業ボランティアでも構いませんので、ぜひ定期的に農園に通って、そんな横着な心とおさらばしてみてください。

「命に対する慈しみ」とは、本来そんな横着をしない真心から湧き上がる愛情から生まれるもののはずです。

農業ボランティアのイメージ写真です

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