【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)の会員募集中です!(事前登録)

トップページ | 【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)について

【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)について

【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)は、一風変わった観光農園を目指すべく、平成31年3月から、東京生まれ、東京育ち、今も東京台東区にIT関連のコンピューターシステム会社を経営するかたわら、ソーラー蓄電システム販売会社、パソコン修理会社等を持つ、今年64歳になるわたくし(岡本)が農園管理人となり営業しています。

https://www.chikuden-sys.com/(蓄電システム.com)

現在、農園が所有する敷地内には、農業ハウス合計4棟、野菜直売所、野菜加工場と農業倉庫を4棟建設し、レンタル農園(貸し農園)、耕作放棄地や有休農地の解消事業、農業土木関連と農機具のレンタル事業、レンタル厨房事業、農園型飲食店を展開しています。

農地は、この近く畑・田を含む「一町歩超え」を保有しており、10年以上前から近隣の別荘宅に毎週通い続け、完全有機栽培野菜、無農薬栽培(一部は減農薬)の農家修行を行い、昨年から本格的な農業参入を果たしました。

誰もが「おいしい!」と言ってくれる野菜生産を目指してきましたが、結果として「おいしい野菜生産にはコストがかかる」という、至極当たり前の結論に至りました。

【太陽と野菜の直売所】(東浪見岡本農園)のイメージ写真です

みなさまはご存じのとおり、都市部のスーパーマーケットで売られている野菜には、味覚的な価値(甘い、味が濃い、おいしい等)は流通過程においても無視され、傷がない、きれいな姿形、色目だけが規格化され流通している状況です。

なぜ、そんな農家にとって理不尽なことになってしまったのでしょうか?

(答え)
それは、みなさま自身(消費者)の責任です。
昨今の国の政策をみてお分かりのとおり、農家の担い手不足は深刻な状況です。

すなわち、現在においても野菜の価値を決めている規格(傷がない、きれいな姿形、色目等)に合致するものは、農家が生産する全生産量の65%以下であり、残りの35%は一般には流通しない「規格外野菜」となってしまい、そのために農家の収入を大きく圧迫し、事実上「農業という商売自体が成立しない」という危機的状況にあります。

「曲がったキュウリ」「わずかな虫食いキャベツ」「ヘタの外れてしまったトマト」・・・、数え上げればキリがありませんが、そんな当たり前に育った野菜たちを消費者が忌避するようになったのは、果たしていつのころからだったでしょうか?

そんな、くだらない価値観を作り上げたのは、これまでのJA全中(旧全中、全農)の役員たちですが、そんな要求を出し続け、農業という職業を抹殺しようとしているのは、まさしく直接的には「消費者」なのです。

「見た目」だけの価値観を生んだ野菜の出現時期について

わたくしは、東京・両国駅すぐ隣に、やっちゃ場(野菜市場:江東分場)が昭和48年ごろまで営業していたことを記憶していますが、それ以前の農家は肥料として人糞を多用しており、すでに化学肥料はあったものの高価で、人糞散布が禁止されるまで安価な肥料として施用されていました。

かつて、そんな市場周辺の野菜仲卸問屋の看板に「洗浄野菜」という文字が目立つようになりましたが、それはすなわち、畑の土を含むそんな汚物肥料を「きれいに洗って販売しています」という付加価値であり、次第に「見た目のきれいな、姿かたちのよい野菜」に消費者が指向していったことが発端になっています。

このときは、昭和の高度成長期と重なり、わが国が敗戦国としての貧困の時代から解放されていった時代でもありました。

化学肥料の出現について

前項に書いたとおり、戦後から高度成長期までの肥料といえば主に人糞であり、一部の大規模農家では、化学肥料の施用が価格的にも合理的であるという理由で早い段階から使われましたが、地方農家では人糞肥料すら高価で使えず、落ち葉、枯葉を集めて馬糞、牛糞、鶏糞、豚糞、油粕、魚粕などを利用して自家製の肥料を作って栽培していたのです。

そして、一般的に化学肥料(正確には「化学合成肥料」)が使われ多用され始めたのは、この時代の高度成長期であり、この間今日まで「たった45年程度」でしかありません。

但し、ここで大事なことは、「8−8−8」「14−14−14」という、窒素、リン酸、カリウム成分それぞれが「8%」「14%」含有という化学肥料には、基本的に植物の生育に必要な3大元素成分しかなく、ほかアミノ酸類、カルシウム、鉄、ホウ素、硫黄、モリブデンなどの微量必須元素が存在せず、結果として「野菜本来の味ではない」「病害に弱い」「姿形だけが似て異なもの」が生産され続けたということになります。

要するに、化学肥料の出現で、農家が野菜の栽培方法を「忘れて(失くして)」しまったのです。

たった45年で失われた有機栽培技術

すなわち、化学肥料の出現で、農業の王道ともいえる有機栽培が徐々に衰退し、自家製肥料(ぼかし肥等)の作り方、多種多様な野菜の種類に対する肥料成分の混合方法など、施肥技術の伝承も止まってしまいました。

もちろん、人糞に代わる有機肥料資材は多く流通していましたが、自分の農地を持たない小作人などの貧農と呼ばれた人たちには、到底手の届かない高根の花でした。

今すぐに始めなければならない農業経営とは

冒頭にも書いたとおり、野菜が「おいしい」という味覚的価値は、市場や流通過程ではほとんど無視されており、見た目、姿形だけが良いものだけが規格野菜として市場価格として流通しています。

「曲がったキュウリ」とか、「ヘタの外れたトマト」規格外とされている野菜たちが、もし「見た目だけきれい」な規格野菜より、群を抜いて美味しかったらどうでしょうか?

規格外とされている野菜のイメージ画像です

そう、まずは消費者側が、野菜の価値は「見た目より味である」「見た目より第一に安全であること」と認識を改め、さらに生産者は「どう美味しいのか」「なぜ安全なのか」を正しくアピールすることから始めなくてはなりません。

【太陽と野菜の直売所】が目指す農業とは

  • 化学肥料を使わない昔ながらの有機栽培農法
  • 「見た目」だけを維持するための農薬類は使わない
  • 最新の土壌化学を基礎として、適正な微生物資材を活用する
  • 野菜の味覚的価値を消費者に広く認知させる
  • 姿形の良好でない野菜の差別的な販売価格を付けない
  • 新規就農者が職業として容易に参入できる生産マニュアルの体系化
  • 農場で使用する電力はソーラー自家発電で賄い、環境負荷にやさしい農業とする
  • IoT技術を駆使した人材の省力化(自動水やりなど)
  • 化石燃料を一切使わない農業ハウス内冷暖房システムの開発
  • 野菜価値の上昇に寄与する第三の価値観の構築

概ねこんな感じですが、10番目の「野菜価格の上昇」を目指すという意味は、「今の野菜価格が安すぎるから」が根拠であり、有機栽培である(おいしい)無農薬(安全性)のほかに、「次の価値」となる何かを模索するということでもあります。

この点においては、全責任は生産者側にあり、例えば「無農薬」と表示しているにもかかわらず、実はたっぷり農薬が使用されているとか、「有機栽培」の表示が真っ赤なウソで、化学肥料だけで育てられたものであったりと、消費者が「美味+安心安全」を疑いなく買うことのできる、その信用性を裏付ける「何か」(第三の価値)なのかも知れません。

わたくし岡本自身が直売所の店頭に立ち、来店していただいたお客様方々に、直接生産現場となる農地を見て、また試食もしていただき、納得の上で野菜の価値を決めていただけるような農産物直売所にしたいと思っています。

そんな思いに賛同いただける方々に、ぜひ一度農場見学に来ていただけると幸いです。

平成31年1月17日
【太陽と野菜の直売所】
東浪見岡本農園
農園管理人 岡本 洋

PAGETOP